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情報局5月号  ―県政調査「沖縄県」 3月26日~28日―

平和教育・有機フッ素化合物(PFAS)汚染対策・基地対策を調査

(目的)

立憲民主党・かながわクラブは、県政調査(参加者8名)を行いました。

今回の県政調査は、新たな「平和学習」の取り組み、「災害発生時における米軍及び住民との連携」、米軍基地周辺で検出されている「有機フッ素化合物(PFAS)対策」、日本の安全保障・基地対策にかかわる「日米地位協定の運用・あり方」などについて、理解を深め、今後の基地対策の参考とするために実施しました。


平和教育の取り組み(株式会社さびら、宜野湾市(沖縄国際大学

「安心・安全の社会の実現」のためには、平和と基地問題について、認識を深め様々な取り組みをすすめることが「安心・安全な県民生活の確保・向上」につながります。現在、戦争体験者が減少するなかで、過去の事例や教訓について、「体験学習」―教育旅行や平和学習などーを取り入れ平和や基地問題を学ぶ取り組みを実施している事業所を訪問しました。以前、米軍機墜落事故により大きな被害を受けた沖縄国際大学では、県内の基地対策の参考とすべく「日米地位協定の運用や改定」等について、率直な意見交換を行いました。こうした取り組みが「平和や基地問題を考える機会を提供する新たな役割」として、定着するよう取り組みの継続が求められています。


有機フッ素化合物(PFAS)汚染対策(うるま市、宜野湾市)

米軍基地周辺で検出されている有機フッ素化合物(PFAS)は、各地の基地周辺住民に大きな不安を与えています。水質モニタリングでは基準値を上回る測定値も観測され、実態調査の実施、健康被害や生命にかかわる被害防止など、取り組み強化を求める声が高まっています。このため、基地周辺住民による独自の血液検査の実施する活動をすすめているうるま市や普天間基地内外の有機フッ素化合物(PFAS)汚染の実態などを調査しました。この調査結果を県内における有機フッ素化合物(PFAS)汚染対策に生かすよう取り組みをすすめていきます。


基地対策(うるま市、宜野湾市)

本県と同様に米軍基地及び原子力艦船が寄港する基地を抱えている自治体(うるま市、宜野湾市)を訪問し、①災害発生時の対応や米軍との協力、➁原子力艦船の安全対策、③米軍と住民との連携、などの課題について、関係者の方々と意見交換を行い、共通する課題や取り組みを確認することができました。これからも、基地を抱える自治体と意見交流や現地調査を実施し、様々な課題(騒音防止、原子力艦船由来の海水汚染防止や安全対策等)の改善・解決に向けて、取り組みを強化してまいります。





情報局5月号
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