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情報局 5月号

  • shigoto1ichikawa
  • 5月8日
  • 読了時間: 3分

         県政調査報告(3.26~3.28)


政の課題改善・解決へ


北海道の農・林業の振興策、賑わいのあるまちづくり

          オーバーツーリズム対策などを学ぶ


3月26日から28日の3日間、立憲民主党・かながわクラブの一員として、北海道の農・林業の振興策、賑わいのあるまちづくり、オーバーツーリズム(インバウンド)対策などについて、今後の県政の施策に生かすべく、現地調査を行いました。


(調査概要)


1. 農・林業の振興

◆◆ 中央農業試験場(長沼町)◆◆

神奈川では、農・林業振興を進めていくうえで、自治体や大学、地元企業などとの共同研究を行う機会が少なく、産学官の連携した研究や取り組みが進んでいません。

そのため、先進的な共同研究をすすめている長沼町の中央農業試験場を訪問し、意見交換・調査を行いました。今回の調査で得た共同研究の在り方や技術支援などの成果を県内の農業共同研究や農生産物の生産性向上に活かしていくことが求められています。


◆◆北の森づくり専門学院(旭川市)◆◆

県では、①高齢化による林業の担い手不足、②木材の搬出促進、③多彩な森づくり、どが課題となっています。こうした課題改善・解決にむけて、林業従事者育成に先進的な取り組みをすすめている旭川市の北の森づくり専門学院を訪問・調査を行いました。今回の調査結果については、県の林業従事者育成の研修内容の選択肢の1つとして

①担い手不足解消 ②新たな林業振興 

等に反映されるよう取り組んでまいります。



2.賑わいのあるまちづくり

◆◆札幌駅前まちづくり株式会社(札幌市)◆◆

札幌駅周辺の街並みや駅前通り地下街・地下広場は、地域住民や観光客によるにぎわいに溢れています。

賑わいを生み出した「札幌駅前まちづくり株式会社」を訪問し、札幌駅前通り地区のエリアマネージメントやボランタリー団体等と連携した取り組みや現状について、意見交換を行いました。

こうした「まちづくり」の取り組みには、地域独自の歴史や文化、自然などをいかした特性や魅力の発信、受け入れ体制の整備など

①地域住民の理解・協力 ②地域住民との共存

が何よりも不可欠となっています。



3.オーバーツーリズム(インバウンド)対策

◆◆一般社団法人北海道ハイヤー協会(札幌市)◆◆

鎌倉や箱根などの有名観光地を抱える神奈川でも、オーバーツーリズムは、慢性的な交通渋滞や騒音被害など住民生活に多大な影響を及ぼしています。

その改善策として、神奈川では、一部地域で「ライドシェア」の実証実験に取り組んでいますが、こうしたライドシェアに頼らない「ニセコモデル」に取り組んでいる北海道ハイヤー協会を訪問し、「ニセコモデル」のあり方や取り組みを調査しました。

冬季期間のインバウンド需要に対応した期間限定の車両や運転手の派遣体制を構築するこの「ニセコモデル」については、神奈川との地域特性の違いを前提に

①運用地域や期間 ②需要予測や費用対効果 ③受け入れ体制 

などを踏まえて検討していくことが必要と考えます。







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