近年、全国的に水害や土砂災害などの自然災害が激甚化、頻発化しています。本県においても、昨年及び一昨年の7月には、活発な梅雨前線の影響による大雨で、がけ崩れや土石流などの土砂災害が発生しています。
昨年における本県の土砂災害発生件数は、がけ崩れが79件、土石流が9件と、全部で88件となっており、その内、7月の大雨によるものは75件と、大半を占めている状況にあります。
土砂災害防止施設の整備について、優先度等を勘案しながら着実に進めていくとともに、避難体制の充実・強化、市町村と連携しながらハード面・ソフト面の両面から県民のいのちを守る土砂災害対策に、より一層取り組むよう要望しました。
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